禍禍(まがまが) (旧題:助六(仮))
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02 ) AZUKI / カトウアズキ
[2004/08/12(木) 09:06]
で、助六(仮)。
正式タイトルを考えるために、この数年の間に出た怪談本のタイトルをガーッと書き出して、傾向を見ていたんですが……
特殊な例外を除けば、

・○○○な怖い話
・○○○百物語
・恐怖の○○○
・本当にあった○○○

の組み合わせで怪談本のタイトルになってしまうことに気付きました。
その昔、「AVのタイトル考えてる人は偉いなー」と思っていたことがあるんですが(流行にすごく敏感ですよね。俵万知の「サラダ記念日」が世に出た直後に「カラダ記念日」っていうAVが出たときには、やられた!って思いましたもん(^^;))
夏ごとに数十以上出る怪談本のタイトルを考える著者・編集さんも大変だなあと思いました。

幸いにして「超」怖い話は同一シリーズということできてますが、それでも「「超」怖い話●」の部分を何にするかで、当初はずいぶん悩んだものです(数字にすりゃ楽だろうという話は、4/9を抜くなどのゲン担ぎで泣きを見ましたので(笑))
ですから、同一シリーズではないとか、シリーズ(になるかどうかもわからない)1冊目とか、単発とかだと、そりゃもう想像を絶するだろう、と。

AVのタイトルも捻ってないものが多いといえば多いんですが、捻りすぎて親父ギャグになっているものも多々あります(^^;)
で、怪談本は捻っているかというと、案外捻ってない。
そもそも怪談は単発読み捨て本ですから、リピーターではなくて一見さんに気付いていただいて、内容をなんとなく推察していただいて、買っていただくということが重要。
そうなると、「一目見て怪談とわかるタイトル」にしなければならないわけですから、ついつい「本当にあった恐怖の百物語」なんていう、ありがちなタイトルになっていってしまいます。

というわけで、現在「助六(仮)」の正式タイトルで悶々と悩んでおります。
忌まわしい、怖い、恐怖感を煽るけど、ストレートな単語やベタなタイトルはいや。

毎回思います。
書名と登場人物名を考えるのが一番面倒です(^^;)

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管理者:AZUKI
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