怪談本における怖さの定義とは?
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03 ) 無縁仏
[2005/03/31(木) 16:14]
転載2。

59: 名前:無縁仏投稿日:2005/03/30(水) 16:18
そのシンミミも第十夜で終わりだけどね。
チョコワが最初は面白かったけど最近は面白くないのだとすると、
真っ先に考えられるのは、中毒というか麻痺というか
よく指摘されているところの恐怖のインフレ。
そうではないのだとすると、最初(勁文社時代を最初、とするなら)
と今の違いは、著者の構成。
初期は安藤怪談、樋口怪談があり、最近は平山怪談がメイン。
パワーダウンがインフレによるものでなく、かつ、実際に怖さが弱まって
いるのだとしたら、著者の構成の違いのせい、ということに
なるまいか。
また、著者だって成長するだろうから、初期より最近の文章の
ほうが読みやすかったりもしてるはずだ。
だとすると読みにくい文章ほど怖く、読みやすくなると
怖くなくなる、ということもあるかもしれない。
漏れ的には毎回怖いという意見がある以上、
昔ほど怖くない=インフレ説が有力かなという気はする。
逆に、竹書房版から読み始めて勁文社版を後から
読んでるという人もいるかもしれない。探して読むとか。
そういう人にとっては、後から読んだ勁文社版のほうが
新鮮なわけだから、「昔のほうが怖かった」という
意見が出てきたりはするかもしれない。
ちなみにシンミミは扶桑社版が怖かった記憶はあるんだが
どうなんだろう。

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