怪談本における怖さの定義とは?
レス範囲 04 mode
■板へ戻る
▼下へ 最新
04 ) 無縁仏
[2005/03/31(木) 16:15]
転載3。

60: 名前:za投稿日:2005/03/30(水) 20:00
(略)
>>58氏。
夢枕氏の、面白いのですか!こんどチェックしてみます。
新耳袋の「あったことを、限界まで削ぎ落とした」表現は面白いと思います。
けど、私個人は最近の新耳袋の文章は好きではありません。
意味のない凝った表現をしようとして、今まであった新耳のいい部分が完全に殺されている
話がたまに見受けられるからです。
これは>>59氏の意見にも繋がるのですが、
「読みやすいよりも読みにくいほうが恐怖を感じる」…、というのはちょっと違うかな、と。
読みやすく、それでいてポイントを抑えている怪談じゃないと、上手く恐怖を伝えられない
のではないか、と思うのです。
もちろん選択した体験談も重要ですが、その素材の<活かし方>が重要である、と。
安藤氏、樋口氏、加藤氏、平山氏、それぞれの調理法があるのですから、後は
読者の嗜好でしかない部分も有るのではないでしょうか?

そして、恐怖のインフレというよりも「超」怖い話に求めるものが変化してきているのではないか…と思うのです。
これはファンが拡大した事と怪談ブーム(と言われているもの)が関係しているのでしょうね。

と長文失礼致しました。
で、確かに「扶桑社版」は怖かったです。演出の勝利ということで…。

■板へ戻る
 ▲上へ 最新

管理者:AZUKI
KoMaDo-1.5a