東長崎考(1)夕暮れの商店街
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01 ) AZUKI
[2002/01/04(金) 02:29]
東長崎に「夕暮れのイメージ」が強い理由が、この年末正月を通じて
少しわかってきた気がします。
なんというか、お年寄りの方の人数が、江古田より多いせいかもしれません。
江古田はなんだかんだ言っても大学生の街ですから、駅前街中を
歩き回っている若者の姿と人数=街のイメージを作っていると思う
のですが、東長崎は「街が古い」=「人があまり動かない」=「古く
から住んでいる住民が多い」=「老人の居住率が高い」……つまり、
「街が黄昏れて見える」
ということかな? と思います。
もちろん、東長崎にも若い人がいないわけではありませんが、
江古田と比較してしまうと、圧倒的に少ないですね。
あと、軽く歩き回ってみて気づいたのが、路地裏のおもしろさ。
なんというか、4m未満の道路とか、2m以下の私道、路地裏が
すごくたくさんあるんですよ。
今の法律では、住居は4m以上の道路か42項道路(既存の建物が
将来立て直される際に、セットバックして4mの道路ができることが
保証されている、4m未満の道路)のどちらかにしか、家を建てること
ができないのですが、その法律成立以前の家は、当然ながらもっと
くっついて建っています。そういう、びっしりくっついて建っている家と
それに挟まれた路地裏が多いということは、法律以前から建っている、
古い家が多い、ということですよね。
江古田との比較になりますが、江古田の周辺はそこまで狭い道路
や路地裏はあまりありません。再開発もそうですが、頻繁に店が
変わったりしますので、そういう古い路地裏は江古田にはもう残って
いないということでしょう。
東長崎の「古びた味わい」は、そういう路地裏から伺うことができる
のかもしれません。

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管理者:AZUKI
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