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  江古田ミアンの好きな曲とは〜

61: 名前:guretu投稿日:2003/12/12(金) 17:55
水原弘はあの顔つきからも何か尋常ならざる険がひそんでいて、
到底万人受けする人ではないかと思う。
女性でいえば、ちあきなおみのようなある種の「癖」のある顔で
マニアックなファンにはたまらないだろうが、老若男女から幅の
広い支持を受けるタイプではないと勝手に考えている。

「険」のあるの険はこの険なのだろうか、ちと分からない。
険でもあり、その人の人生の持つどうしようもない荒廃したある
部分が背中の方に潜んでいて、不意にその荒廃が表に出てくる
ような人たちなのだと思う。
そしてそれが又普通の人の持ち得ない魅力ともなっているのだ
とも言える。
ちあきなおみの「喝采」も名曲だと思うが、とてつもなく不吉な
暗い歌であり、彼女にしか表現し得ない何物かはその暗さに
所以していると密かに私は思っているのだった。

今日は雨上がりの富士塚の道を通った。
先日の乾いた、空疎な感じは消えていて、とてもよい感じだった。
ひよどりがかまびすかしく鳴き続けていたのだが、あれもやはり
カラスと同様でテリトリーの宣言をしているのだろうか。
うるさい程ではあったが、元よりひよどりの鳴き声は大きく
或いは3.4羽であっただけなのかも知れない。
青山堂の前を通ると店内の片付けをしていて、思ったような惨憺
たる風景にも見えず、淡々と作業は行われているように見えた。

サン・アダチの隣の魚屋の店頭には新巻鮭の、中身のないビニール
袋ばかりが何本もぶら下がっているのだった。
フィレンツェでは店の入り口脇と奥とで二人の男がそれぞれに
細かい作業に精を出していた。
あと二週間と少しで今年も年が改まるのである・・・

62: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/13(土) 19:30
「黒い花びら、静かに散った」ではじまるこの陰気な歌詞の作者は
永六輔なのである。そして作曲は中村八大、といえば言わずもがな、
アメリカを席巻した「上を向いて歩こう」のあのコンビである。
何という曲想の相違だろう。

「黒い花びら」は昭和34年の最大のヒット曲であり、記念すべき
第一回レコード大賞の大賞を受賞したのであった。
ちなみに同年の歌唱賞はフランク永井の「夜霧に消えたチャコ」
作詞賞は島倉千代子の「フルート」作曲賞はまたフランク永井の
上記曲であったようだが、残念ながら、いや全然残念ではないのだが
私は両曲とも知らない。
また同年の、私の知っているヒット曲を羅列すると
「誰よりも君を愛す」松尾和子
「東京イトクラブ」フランク永井
「黄色いサクランボ」スリーキャッツ
「南国とさ後にして」ペギー葉山
などだが全ては後年の懐メロで知ったに過ぎない。

当時の社会世相を調べてみると、この年に当時の皇太子が
結婚している。所謂美智子妃殿下誕生のミッチーブームの
到来である。その美智子さんと皇太子の結婚の様子をこの目で
見たいと、白黒テレビが爆発的に売れている。
岩戸景気とやらとあいまって日本はさながらお祭り騒ぎであった
ようである。
昭和34年、20年代の戦後から派手に脱皮している、まさに最中
なのだった。大きな暗い事件や陰惨な話などは調べてもあまり
出ては来ない。

そういう時代に、何故「黒い花びら」なのかである。

63: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/14(日) 00:51
「江古田」と「昭和34年」で検索かけると、山本林太郎(1912〜1967)
という秋田県八森村生まれの、後年八村村特定郵便局長」で生涯を
終えた人の年譜が出てきたのだった。
山本林太郎はその生涯のどこで江古田と縁を持ちえたかというと、
昭和13年の27才の折に品川の保険会社の社員であり、その時に
江古田の一軒家を借りていたというものであった。
「ヂミな花びら」というべき、そういう人もいたんだなあと・・・

64: 名前:guretuan\com投稿日:2003/12/14(日) 12:10
「プラグドルニッケルのマイルスデイビス」を聴く。
と書くと少しインテリジェンスが向上したかのように錯覚出来るので
書いてみた。プラグドルニッケルといういかにも無機的なものと
ジャズの範囲に納まりきれないでいるマイルスの不穏な感じが
とてもいいタイトルなのだ。
しかし実際のアルバムはあまり良くはない。
どこかしら浮付いた、バラバラな感じでグループの奥底からの緊張感が
出てこないままの音である。
しかし私はこのアルバム名ゆえに好きなので時々聴く。

武川産業株式会社は紙器などを作っているかなにかの会社で旭丘
と長崎六丁目の境にある会社だ。
さびれかけた敷地内は結構に広く、皮がむけた白い高い落葉樹が
何本か無造作な位置関係で立ち並んでいる。
ギョーッ、ギョーッとひよどりの鳴き声が聞こえてくる。
敷地内を旭丘文化通りに出て、木の方を見上げたらひとつの枝に
ひよどりのシルエットが動いているのが見えた。

そこから駅寄りに行くと配送センター通りというのだそうだが、小さな
朝市を開いていた。魚屋、糸屋、海苔屋に花屋などが屋台を出して
いる。それなりの賑わいではある。
私はきなこ、ごまにもちをちぎってはまぶしている屋台の前で立ち止まった。
おこわのパックを買おうと思ったのだが、先客に時間がかかりそうなので
止した。
そこは死を近くに控えた者たちが、密かな自分たちの慰撫で行って
いるような、ひっそりした朝市なのだった。

65: 名前:guretuan\com投稿日:2003/12/14(日) 17:45
フロリスト花増の店頭に鮮やかな赤い花を見つける。
緑との対比が見事に美しい。クリスマスが近いなと思う。
しかし店頭にはポインセチアはなかった。

石黒豆腐店はシャッターが半おろしだったが、日曜の休みなのか
昼前の時間は営業を休んでいるのかは不明だ。
私は近くの住宅に囲まれた小さな公園に入った。
公園名がどこにも記されてなく名前が分からない。
斜めの日差しが暖かくさしている一角で煙草を一本楽しむ。
陰になったところの低い木の枝の間をまたもやひよどりが行き来
している。しかしこいつは鳴かない。
ひよどりは頭に角みたいな羽というか毛というか、そういうものを
生やしていて、中々にかわいい姿をしている。
もっと近くで見ようと近づく気配にすぐに飛び去っていってしまった。

66: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/15(月) 11:23
今日は東長崎のパーッケージプラザトコヅメに徒歩で行く。
ここは私にはなくてはならない店で、いつも客で多忙であり、
店員の愛想はないがやはり店はニーズがあれば愛想などは
ほぼ関係ないのだなと、ここに行く度にそう思わされる。

一方通行の千川通りを江古田の方に進むが途中からとても無意味に
広くなっている。これは東長崎の議員の政治力がそこで潰えたと
いう事を意味しているように思われる。

信号を渡って内外鳥獣の表の鳥篭の鳥たちを観察する。
籠は二段に置かれてあり、上段がインコなどの洋物で、下が和物と
いうような区切りに見える。
どう見ても下段の小さな和物の鳥たちの方が愛らしい。
何でここの主人は鳥篭に名前のプレートをかけないのだろう。
鳥の名前が分からない。

リサイクルショップフロンティアは中々元気のいい店のように見える。
商品の質も種類も問わずに何でも売っている、その力技がこの
不景気にはグッドタイミングであるのかも知れない。

斉藤表具店の店先では年老いた犬が体を重そうに揺すり、
冬の日差しに目をしばつかせていた。
このように日向ぼっこが出来るのももうそれ程長くはあるまい。
楽な世界が待ち受けていればいいのに、などと感傷する。

67: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/16(火) 15:27
qwiet nights and qwiet stars
で始まるアストラッド・ジルベルトの美しい歌はジョアン・ジルベルトか
アントニオ・カルロス・ジョビンの歌だったかを忘れてしまった。

昨日石黒豆腐屋で豆腐を買った。
親父は店じまいをしている所のようであった。
木綿豆腐のほうが私は豆腐らしくて好きなのだが、ここの豆腐は
かなりしっかりした固さがある。
金の受け渡しに親父は何かを言ったのだが、何を言ったのだかは
聞き取れなかった。それよりもその発声が林家彦六のそれと
とてもよく似ていて、おかしかった。
林家彦六の怪談が聞きたくなってきた。

68: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/17(水) 13:52
ニューミュージックを外国の男と女がアコースティックで歌うという
CDを買った。\200だった。
いつとは知れず営業を開始しているうちの下のマートという店で
買ったのだ。オープンしたのかと聞くと、本格的にはまだですという。
しかし営業してるじゃないかというと、ええそうなんですと。
夜中にはエロ物を求めて結構人が来るのだという。
古物は利益率がいいのだろうが、月のテナント料の20万はかなり
売り上げなければキツいだろう。
まああまり悪どくやれるタイプの人間ではないので、江古田にまた
一人人生の敗北者を誕生させる運びにならねばよいのであるが。

そのCDは黒人男と白人女が曲によってそれぞれにギターまたは
ピアノのみの演奏でソロで歌っている。
まあ可もなく不可もなしといった代物なのだが、面白くはある。
黒人のくどい歌いっぷりには少々辟易しつつも、まあ柳ジョージ
よりは本物の黒人であるだけに幾らかましかと思いもする。
ひとつ中に荒居由美時代の「曇り空」を白人女が英語で歌った曲
があり、これは元歌と比べるとあまりにガラリと印象が違っていて
そうと言われなければちょっと気付かない。
やはり当時の荒井由美の少女をつと抜け出たばかりの感性と
いうものは他には変えがたかったのだなと感じる。

まあ、\200だからね。

69: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/18(木) 11:47
雉も鳴かずば撃たれまいに、
というのは誰かのセリフだったな、誰だったろう、などとうつらうつら
布団の中で惰眠をむさぼっていた。
ビビデバビデブーの曲が窓から、それはおそらくオルゴールの演奏
なのだが、それをスピーカーで流しているのだろう。
繰り返し繰り返し流れてくるのだった。

路地を歩くとビビデバビデブーの先ほどの音源を流す車に出会った。
灯油の販売車だったのだ。年末のいついつまでですよ、などという
声までがテープに吹き込んでいる。

千川通りに大正堂という煙草の専門店があるのを知ったのは
ついこの前なのだが、この前はあまり詳細には店内の様子を
見る事が出来なかったので、今日は時間をかけて見てみようと思う。
ただのウィンドウショッパーと見られてうざがられるのも申し訳なく、
先に私の吸う、ホープライトをワンカートン貰う。
これで少しはゆっくりした気分で店内を見る事も出来るだろう。

店内は前に入って慌しく見たときの印象程には、煙草のアイテムは
多くない。むしろ湯のみなども販売しているのが目に付いた。
そしてこの前には気付かなかったが、奥にいた主人らしき人は
車椅子であった。ありがとうございます、などと商売人らしくない固い
言葉をかけられた。
私はキングエドワードという細巻きのシガーを一本買った。
店頭に置いてある「ぱいぷ」という日本パイプクラブ連盟会報の
冊子をいただいて辞した。
そうだ、今度、パイプという訳にはいかないが、煙管を買ってみようと
思う。そして平次のように火鉢にカーンと、いや火鉢はない。
火鉢はないが、なにかそこらのものに音立ててみようと思うのだ。

線路脇の古本屋で池波の「鬼平」の1を買う。
多分読んでいる。だが今日はこの程度の軽いものを読みたくなった。
仕事の合間にキングエドワードをふかして読んでみようと思う。

70: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/19(金) 12:11
石黒豆腐店の隣に井上商店という家庭用品の卸会社があるのだが、
その軒先に直径30センチはあろうかというタワシが二つぶらさげて
あった。あれは何かのおまじないか、もしくは意表をついた宣伝なの
だが、とうてい人間の手で扱える代物ではない。
物凄いプロレスラーがやっとの思いで片手で持てるか、という位の
ものだった。勿論いかほどに強い母でも持てはしない。

ジョン・レノンに'mother'という壮大な楽想の曲があるのだけれども、
私はその詩の意味を知らないのだが、それは恐らく通常のお母さんを
歌ったものではないという印象がある。
もっと宗教的な、母なるもの、母なる神、そのようなものを歌ったもの
ではないのか・・・
覚えていれば今度調べてみよう。

シモザキヤのレジで、中年の女性からお釣りを手渡された。
その人の手はしもやけになっていた。
私はここもう何十年もしもやけの手というのを見た記憶がないので
少なからず驚いた。
しかしその人の手は、その人の子供たちにとって間違いなく温かく、
頼りがいのある、愛しい手になっているのだろう、そう思う。
少し心が柔らかくなった。

71: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/20(土) 12:07
青山堂の片付けをガラス越しにのぞき見た。
女性が二人と店主らしき人が、もうほとんど書籍の片付いた店内で
もぞもぞと動いていた。書籍を失った棚は、私たちは正に棚ですよと
訴えかけてでもいるように、痛々しい気持ちになった。

浅見園芸を見ると、おそらくクリスマスを意識しての事であろう、
鮮やかな赤い花々が目に付く。
そういえば私の店のオープンには、ここで花を用意してメーカーに
請求書を出したのだったなと思い出す。

隣の工珈琲豆屋のBeans1の主人はこのサイトの評判は頗るに悪くて
私も一度ここでコーヒーを飲んだのだが、あまり落ち着かなかった思い
があり、一体どういう顔であったかと店先から中を覗きこむとその主人
と目が合った。そうだ、ああいう顔をしていた。

私のポストの上に郵便物が立てかけられていた。
部屋番号からすると一階店舗のマートの主人宛のものらしい。
どうやら奴は「図師」という姓らしい。
であればかなり珍しい姓である。名は体を現すというが図々しいに
通じている気もした訳なのだった。

72: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/21(日) 12:18
今日はほっかほっか亭の幕の内を食う。
相変わらず\450という価格の割にはすごく充実している。
メインはすき焼き風の煮物であり、サバがあり、カレー風味の炒め物、
大根と厚揚げの煮物、厚焼き玉子、ジャコの何とかに何とかの漬物、
シバ漬けだ。最近はほんとに単純なものを忘れる。
個人商店の弁当屋も負けずにがんばって貰いたいものだ。

長寿庵の表にサンタクロースの姿の人形が飾ってあるのを目にする。
ここの蕎麦が江古田で一番うまいのは分かっている。
しかし入る気はしない。
蕎麦屋は蕎麦屋の仕事をしていればよい。サンタクロースなど飾らなくとも
よい。ただうまい蕎麦を気持ちよく食わせればよい。
ここは、うまいが心構えが私には気に食わなく、どこか一部ルーズさが
漂い、それが嫌で入らないのである。
ルーズそのものの私の言い分である。

73: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/22(月) 13:00
火はいい。
炭火に息を吹きつける。炭ははぜる。火が炭の表面を徐々に侵して
いき、周りの炭とも饗応して炎を立てる。

木下薪炭店で、テーブルの上に置いて使う、ごく小さな炭コンロを
買ったのだ。私たちはガスの火という簡単に調節出来る火に慣らされて
いる為に、最初炎が立つ事に怯えを感じた。
実に文明なるものに飼いならされて、脆弱な体質に変容しているかを
身を持って知らされた。
しかし慣れてくるに従い、そうだ、こういうものだったのだ、と火を扱う
感じが戻ってくる。
炭火を見つめて飽きるという事がない。

赤い炎。チェイス。

74: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/23(火) 12:11
見知らぬエロサイトから今年の6月に閲覧したというエロ画像とともに
\36000ほどの支払い請求メールが送られてきていた。
全く身に覚えがないとは言えぬのがちと弱い所ではあるが、
不愉快な事だ。警察の今年の同様な悪質商法の検挙例のコピーを
送り返してやった。

きのう江古田から南長崎6丁目に入った所の蕎麦屋、つたやを新店
登録したのだが、今日10時半過ぎに通りかかった所、暖簾が出て
いたので、つい入ってみた。
店内はまだ薄暗かったが奥に人の気配があるので、まだでしょと
聞くと大丈夫だと言う。まだ店員はおらず店主一人だ。
私は気になったラーメンを頼む。

店内は二人掛けのテーブルを2台合わせて4人掛けにしたものが
三つと店半分は7畳弱の小上がりの座敷となっていて、そこにも4人
掛けのテーブルが三つ、従ってフルに満席で24人となる、まあ比較的
広い店内なのだった。
店の中はおもちゃ箱をひっくり返した、といえば騒々しい響きだが、
壁にはランダムにともかく色々な物が掛けてあるのだ。
額入りのメニューが二つとこれも額入りの蕎麦と米との年代による
価格比較表。
主人の趣味なのか美人画のうちわが幾つか、天狗の面、ドライフラワー
座敷には雑誌と新聞が重なっている。
ただ何とはなしに、田舎に行くとこういうお家もあるもので、居心地は
悪くない。

さて期待のラーメンがほどなく出てくる。
ちょっと生臭く感じる。これは鰹のダシがかなり効いている。
しかし恐らくは鳥とのハーモニーがあまりうまくいっていないようである。
しかしながらこういう味を好きな者は必ずいるであろうとも感じる。
かなり塩味の効いた醤油スープだ。
なるととほうれん草、シナチク、当然ながらチャーシュー。
このチャーシューは2枚入っており、その厚さは特筆もので1センチ
近い。食うと焼き豚というよりも煮豚に近い。
うまいかというとそれ程でもない。少し臭みが残っている。
麺はごくごく普通の縮れ麺である。
これで\450はまあ普通だろうが、私は今後蕎麦をここで食う事は
あるかも知れないが、ラーメンは今日で最後になろう。

会計の際に主人に何時からやっているのかと聞くと、すかさず主人の
グチが始まった。何時ったって今時お客さんなんて来やしないんだから、
もう起きたらすぐ暖簾だしておくんですよ全くこの頃ときたら本当に
不景気でどうにもこうにも云々と、私が入り口の戸を閉めるまで
続いているのだった。

75: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/23(火) 12:48
さてつたやから江古田の方に向かおうとすると、路地の中に屋台
らしきものが見える。
今日も旭丘文化通りで朝市をやっていた。私は既にお腹は膨れて
いたが、今日は前回買えなかったおこわを買っていこう。
と、おこわ売りの横では男、といってもじっつぁんが二人、餅を
ついている。師走らしくていい景色だ。
しかし私はその向かいのお好み焼きを焼いている方に向かって
いた。やはり屋台といえばお好み焼きだのやきそばだのの方が
それらしい。

ばあさんが二人で鉄板の上で6枚のお好み焼きを焼いている。
これはチラシによると近所の日用品たしろという店の者たちらしい。
(それは今新聞チラシで知った訳だ)
なかなかの手つきで\300とはこれまた手頃ではないか。
私は焼くまで目の前で見ていたら、知らず私の後ろに3.4人の列
が出来ていた。
出来上がりを横から来たおっさんがいち早く購入したのにはムッと
したのだがだいの大人がここいらで怒りなど見せてはならない。
何気なさを装って一枚購入した。

で、うまくない。
私の方がうまい。うまくないお好み焼きを焼くのはなかなかに至難
だと思うのだが、それをやってのける婆さん二人、侮れない。

76: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/24(水) 11:06
祭りは既に始まっているのに寂寂しい。
祭りのあと。吉田拓郎。

東長崎西友の店頭でしめ飾りを見かけて買おうかと思ったが止した。
それから電車に乗る所であり、何日か後でもBeBeで小さなものでも
買えば事足りると思ったからだ。

ホームの階段の陰で隠れるようにして煙草を一本吸う。
差別をなくそうなどといいながら、日本ではこのように小さな
マイノリティーを次々に作っていくのだった。もっと大らかな社会で
あれないものか。その癖堂々と人の迷惑行為になるような者には
誰も注意を出来なかったりしている。情けのない社会である。

池袋の駅前でハトを抱いてその手からエサをやって歩いている女性
を見た。平行して歩きながら注視していると、そのハサは飼いバト
ではなくそこいらのハトで、又沢山のハトがその人の上空を旋回
したりしている。まだ若いのに寂しい姿であった。
私もかような、僅かな人にしか読まれもしないであろうものを日々
書き綴る寂しい人間である事の自覚はあるのだが、その人は
全く社会から孤絶したとても寂しい姿なのだった。

今日はクリスマスイブという日らしい。

77: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/25(木) 14:19
Christmas Time in Blue/佐野元春

昨日は小竹町に住む武蔵美の彼が来た。
彼というのも名前を知らないのだが、CDを借りたり貸したりして
いる。彼は高校を中退し、新宿の美大専門の予備校に通い、
今年の春に大検で武蔵美に受かったのだった。

彼は文明批判を持っているようで、といってもそれ程強烈なもの
ではなく、都会から田舎志向となっているだけなのだが、将来は
農業しながら制作をしたいなどという。
私は自身の若い日の事を話した。

私はまるまる一年間、山を、それも何の変哲もない小山を毎日
描く事で過ごした事がある。
他人から見れば全く面白みもなにもない山であったのだが、
私には、朝起きればその日その山はどういう姿形をしているの
だろうかと、まずその事が気になった。
そしてその山を見る。ああ今日も美しいと思う。そして描く。
そのような実に単純な日々だったのだが、私にはとても幸福な
一年間だった。一つのものにだけ真剣に向き合った時間を
今でもとても懐かしく思い出す。

その事を語ろうとしたのだが、どういう訳か、青春への感傷なのか、
不意に胸にグッときて言葉が継げなかったのだ。
おまけに涙腺がゆるくなっている。
一体どうしたこのオヤジ! 涙なんか溜めてんじゃねえ!
彼は心の中でそう思った筈である。

情けない話である。

78: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/26(金) 11:47
小田和正のコンサートの模様を昨夜深夜テレビで流していた。
この人の姿をこの頃よく見かける。
若いアーチストたちのカリスマ風にでもなっているのだろうか。
この人が最も売れていた頃も、CDの売り上げ枚数などは
知らないが、どちらかといえば目立たない方だったように思う。
現在の小田和正といえば頭の薄い小男で顔はクシャクシャ猿に
似て、まったく風采が上がらないのだが、一体彼のどこに若い
人たちは惹かれているのだろう。テレビを見ながら考えた。
それは、閉鎖的で切迫感のあふれたその歌い方にあるのだと
思えた。
引きこもりは何も現実に引きこもっている若者たちだけの事では
ない。若者の心の内は、今かなり引きこもっているのではないか。
それに小田和正の歌い方が呼応しているのだ。
そう得心してから眠った。

79: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/26(金) 13:04
狸小路ラーメンの近くにひっそりと、「喫茶ハナ」という店がある。
メニューもサンプルも飾っておらず、ただ喫茶ハナというさっぱりした
看板だけしか出ていないので、気付かずに通り過ぎる人も多いの
だろうと思う。勿論店内の様子は硝子戸の入り口だが、まるで
分からない。ちょいと気になる店だが入りづらいのである。

斉藤表具店の犬は今日は日向ぼっこで外には出ておらず、店の
板敷きの上に上がりこんで奥をうかがっていた。
私は店に人がいないのをいい事に、入り口の戸口の外からその
様子を見ていたのだが、やがて犬は私に気付いて入り口の方に
よたよた歩いてきた。四肢を踏ん張って私を見つめる姿を写真に
撮る。

サンアダチで金具を買う。
今度、在庫用の棚を作らなければならない。というか今現在
作っているのだが、紙用の段数の多いものなので既成のものでは
間に合わないのだが、どうにも金具が思ったよりもずっと沢山
必要になった。
生活雑貨のサンアダチの前に行くと赤い扇風機が回っているので
入ってみる。今はやりのハロゲンヒーターという奴である。
確かに暖かいらしい。しかしその姿に未だ馴染めない。

今日は倭国に行く日と決めていたので、結構気合が入っている。
しかし開店までにまだ時間がある。
私はジョンノビのある通りに入っていった。
ジョンノビはうまいという評判だが、どうにも店先のたたずまいが
よろしくない。イタリアンレストランという感じがまるでしない。
少し先に行くと左手に、いないいないバアの隣に三木家という
菓子屋を見る。どうやらそのビルのオーナー店舗らしい。
こやつ、だんご風情で一儲けしやがったな、とまたひとつ嫉妬の
憎しみが出てくる。

倭国に行く途中で市場を少しのぞいてみる。
ハギレ屋に感触のいいハギレがあったのだが、今の在庫がまるで
減っていないので買うのを我慢する。
倭国に歩いていきながら、ありゃ昨日は木曜ではなかったか、
さしずめ今日は金曜ではないか! と思い当たる。
金曜は倭国は休みなのだ。
思った通りにシャッターが降りていた。
年内にもう一度食い納めをしておきたいものだが、はてまた出直すか
それとも・・と考えたが、年の初めに出かけなおす事にして、今日は
ヤマンに行ってみようと思いなおした。
11時15分近くにヤマンに着く。が、ヤマンは今まさにシャッターを
上げている所だった。
11時オープンと歌っているじゃないか! と私はヤマンの後頭部に
ドリルをねじ込みたく思ったのだが、ヤマンも止めにした。

はて、何かは食いたい。しかしおそめでトンカツは嫌だ。
と西京信用のある五さ路に蕎麦屋の福本という店に気付く。
ここは数度入ろうと思ったものだが、なんとなくありきたりな気が
していた躊躇した後に入らなかった店である。
「手打ち」ではなく「毎日手作り」と歌ってあるところがその所以で
ある。しかし今日は思い切った。

店に入る。しっとりとした店だ。感じは悪くない。
おおもりを頼む。
そしてやがてそれが蕎麦湯とともに出てくる。蕎麦湯が一緒に
出てくる所なんて悪くない。おおもりでも量は少なめだ。
細めの機械打ちの蕎麦のようだ。これがなかなかにうまい。
上品であり、十分合格である。おおもり\550。
しかしこれならばおおもりを2枚食わなければ腹は満たない。
というとやたらに量の少ない件の蕎麦屋を思い出し、気分が
悪くなった。
うまいとはいっても、食後にああ、日本人でよかった、という、
本当にうまい蕎麦を食った時のような充足感は望むべくもない。

80: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/26(金) 19:30
ふと中学校の時に読んだ矢沢宰という早逝の詩人の事を思い出し、
名前もあやふやになっていたので、やっとそのページにたどり着く。

http://www11.plala.or.jp/y-osamu/ [source] [check]
ふるさとの方ではまだ忘れられてはいなかったのだ。
若い人にもっと読まれてもいい詩人だと思う。
金子みすずがひとしきり脚光を浴びているのだが、この人の感傷的な
詩もとても素敵だと思う。

81: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/27(土) 12:06
年末age
既に日記化したスレをずっと放置してくれている管理人AZUKI氏に
とりあえずは御礼申し上げたい。
来年も飽きるまで継続しますので放置お願いいたします。

昨夜遅く雨が降っていた。
今朝起きると、窓から隣家の屋根に雪が積もっているのが見えた。
一晩遅いクリスマスプレゼントである。
雪の降っている日に窓を開け放ち、テレマンのトランペット協奏曲を
聴いた日があった。今は寒くてとてもそういう勇気はない。

やはり我慢出来ずに今日倭国に行った。
私が口あけだったようで先客は誰もいない。
私はそばの大盛りに卵を頼む。そばの大盛りはつけそばの普通と
同じ量だと思う。
そばが来る。初めのうちはスープに家系の、あるクドさを感じたのだが
今は慣れたのか変化したのか、実にスムーズにうまい。
純化しつつあるように感じる。

帰りに足りない金具を買いにサンアダチに寄った。
やはり照明が薄ら暗い。
一昨昨日は電灯が全部灯っていたのに昨日からまた所々の電球を
抜いている。まあどうでもいいが・・。

ホワイトハウスの主人が店先で飾りつけをやっていた。
顔が合ったが知らん顔をしていたが先方が愛想よく頭を下げるので
こちらも返さざるを得ない。大昔に何か買っただけなのだが、
それをまだ覚えているのか、それともこの頃の私を知っているのかは
定かではない。

82: 名前:AZUKI投稿日:2003/12/27(土) 14:42
あー、ご安心下さい(笑)

83: 名前:guretu-an投稿日:2003/12/27(土) 15:12
商店街の何箇所かで正月飾りを売っている。
いちやのそばの階段通路の脇でも売っていた。
いかにも悪そうなアンちゃんたちが二人。
シノギもあるのだろうが、残念ながらあの風情では通常の人間は
買うまい。世間を知る事から彼らは始めなければならない。

明日で今年の営業は仕舞いである。
売り上げについては悲惨そのものであった。
まあ店が継続しているのを幸いとしておこう。

2件振込みが残ってしまった。
昨日あまりにも銀行が混雑していた為に途中で切り上げて、今日
振り込もうと思ったのだったが、今日銀行に行ったら休みだった。
明日は日曜だし、明日の夕方は帰郷の手はずだから、来年に
繰越となる。我慢して貰おう。

棚が出来上がる。
さてこれで来年から小売店向けに強烈な営業を開始する!!
ガンガるぞ!!
なんつっ亭。というラーメン屋が昨日テレビに出ていたがどこが
優勝したんだろう。覚えていない所を見ると途中で眠ったらしい。

84: 名前:""""ア""""ホ""""""""オ""投稿日:2003/12/27(土) 16:26
つか、トピズレ甚だしいので、永久にsage進行でしょうよ。

85: 名前:guretu-am投稿日:2003/12/28(日) 12:05
ある掲示板では「糞スレ上げんな、ゴルァ!」
とでも言うところですか?

現在の日本には、なべて全てのものを均質化しなければどうにも
我慢のならないような、そういう気分も蔓延していて均質化する事に
労力の全てを使うような人間をすら培養しており、何か人と比べて
突出した部分のあるものなどにはどうしても突っかからなくては
ならない思いになるのらしい。
それが社会、或いはその人たちの周辺をひどく味気なくしている事にも
気付かずに、その人自身がオピニオンリーダーかもしくはその周辺に
いるように勘違いをしている。
そういうタイプの人たちである。

均質なものなどない。
全ての人がそれぞれに少しずつ突出している。
そういう人たちは人にどういうかというより、まず自身に問いかけて
いただきたい。
私はどこが人と違うだろうか?
私はどこが人より優れているだろうか或いは劣っているだろうか?
しかしその人たちは決して自身に問いかけはしない。
自身の不遇をいかに社会や周りの人間のせいにかこつけたがる
のみである。

人間は均質ではなくそれぞれが素晴らしく又嫌らしい。
どうぞお考え下さい。
社会は決してあなたの思うようにはならないし、私自身もあなたの
思うようにはならない。
何よりもそうした雑多な社会の一部分がまさにあなたそのもの
なのです。

86: 名前:guretu-am投稿日:2003/12/28(日) 12:17
昨日また煙草の大正堂に行った。
奥さんは不在で車椅子のご主人だけで、まずかったのかなと
思ったのだが、それはそれで仕様のない事だ。
ところが主人が思いのほか人懐っこい顔で煙草の事を色々と
話してくださった。

煙管を買う。
昔風の真ちゅうの吸い口の付いた短いものに葉タバコがセットに
なっている。\700。それと葉タバコを別途に買った。

家に帰って吸ってみたのだがどうにも要領が悪くてなかなかに
使い勝手がよろしくない。
少しずつ慣れていく。
吸い終わったものを炭コンロに叩くと、カーンという威勢のいい音
などは勿論出るはずもなく、ホコ、というくぐもった音がした。

87: 名前:こばやし投稿日:2003/12/28(日) 12:27
>>85
まさに、あなた自身があなた自身の事を言っているだけと思われます。

sage進行で続けていたら、面白味もあったんだけどね。
何せ、年末ageだもんね。(笑)
あ、84を記したのもワタクシね。

88: 名前:guretu-am投稿日:2003/12/28(日) 12:37
下らない人間だね、君は。
もうレスは君にはしないよ。それでは。

89: 名前:こばやし投稿日:2003/12/28(日) 12:42
>>88
反論されたら捨て台詞ですか。
85で語ってくれた事は一体なんだったの?
ま、レスしないって事なので、ワタクシも失礼しますわ。

90: 名前:guretu-am投稿日:2003/12/28(日) 15:59
最後の最後に妙なアヤがついたのがなんともはやだが、今日で
guretu-anも年末の店じまいである。
このスレも1/4までお休みなのだ。
どうぞみなさんもよいお年をお迎えになさって下さいまし。

先ほどちょっと商店街を歩いたらほとんどの店がまだ営業中だった。
ホワイトハウスの親父が店先にいてにこやかに挨拶をくれた。
何事も起こらぬ、穏やかな年越しであれば大層よろしい。
気持ちのよい新しい年がくればよい。
斉藤表具店の犬にもさりげなく時間が過ぎて欲しい。

どうも、ありがとうございました。


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