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東京人工群島

1992年作品

ちきちき

Cannon Ballers

楠原笑美/著

Written by Kusumi-Kusuhara

 

 時は二〇一九年。
 ガソリンを燃やして走る車はすでに過去の遺物として忘れ去られ、道を走る車の多くはガソリン駆動車からメタノール車やディーゼル・電気のハイブリッド・カーなどの低公害車へ、そしてさらに無公害車へと移り変わろうとしていた。

 生き残るのはEV(電気自動車)か? それともHV(水素自動車)か?
 自動車の未来を決するため、そのポテンシャルのすべてをかけて、EVとHVの闘いの幕は切って落とされようとしていた。

 

 

キーワード

自動車産業、EV、HV、技術屋の意地の見せ所、なんてったって内燃機関、俺様がいちばん!、機知と悪知恵、機種選定、産業スパイ、チキチキマ○ン猛レース、賞金、「ねぇ、仕事探そうよ(;_;)」

●初出

Network−GL

●登場する時代 

西暦2019年6月〜2019年7月

 


Stories of contents.
 


caution

※「ちきちき」は、三話構成のストーリーとして用意されましたが、第一話と第二話に参加するための資料が提示されたところで、著者の一身上の事情により継続困難となり、休載となりました。このため、現在に至るまで、第二話以降の続編は書かれていません。
 また、電気自動車、水素自動車の仕組み、諸元、普及などに関する考察は、第二話以降に読者が参加するための基礎資料として作成されたものを再掲しています。これらは1992年当時に入手可能だった資料に基づいて行われたものであり、その後の現実の技術の進化や実際の歴史と必ずしも合致するとは限りませんが、ここでは1992年当時の内容に手を加えず、そのまま公開しています。

 



(c)1992,2004楠原笑美.