「超」怖い話Ζ
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28 ) 無縁仏
[2005/08/28(日) 21:54]
>>26
どんなに待っても結論は同じだと思うけどなぁ。

すでに出てる通り、あなたの質問に答えるってことは、そのまま発売済みの
怪談のオチをひとつバラすってことと同じでしょう?
そういうことに答えることで、あなたの満足は満たされるかもしれないけど、
未読の読者の楽しみを奪うことにもなるわけだよね。( >>27の人の回答にある通り)
だとすると、あなたが「未読の他の読者より、自分が優先されて当然」と
いう考えでないなら、その質問そのものが「ダウト(´・ω・`)」なのは、
理解されて然るべきだと思うのだが。

例えば、番長更屋敷に例えるなら、「お菊さん」「皿を割った」ということが
明かされる時点で、「番長更屋敷」という怪談話の価値は半減以下
になってると思うんだよ。番長更屋敷が、全ての人にとって既知の
定番ネタだったら、皿がプラスティックか陶器かを問うのは構わない
だろうけど、「超」怖い話のその話はそれほどの「既知性」はないわけで、
これから読む人だってかなりいるわけでしょう。
そこに「誰もが読んでいることを前提として」という質問をするのは、
それは違うと思う。

既読しているからネタバレだと思う、じゃなくて、既読しているからこそ、
「未読の人にとってネタバレになるような質問、及び、未読の人に
オチをバラしてしまうことになりかねないような回答を強いる質問を
するのは、怪談という商品の価値を殺してしまうということだ」
という自覚は持つべきだと思うな。

びっくり箱は、それがびっくり箱だと判っていたら怖くないんだよ。
びっくり箱だとわからず、知らずに蓋を開けるからびっくりするんだ。
びっくり箱を一度でも開けたことがある人間は、二度目にはびっくりしない。
また、びっくり箱だと事前に知っていたら、蓋を開けたってびっくりしないだろう。
びっくり箱の仕掛けを知ってしまった人間=既読の人間は、未読のまだ知らない
人間が、驚く「かもしれない」可能性を、奪ってしまってはいかんのではないか?
それが、怪談好きの矜持だと思うけどな。

そうでなければ、それは「幽霊がいるはずないのだから科学的照明が
できない限り怪談を書くべきではない」という野暮天と同じことだと
思うんだがなぁ。

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管理者:AZUKI
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